岡山市にある近水園(おみずえん)は知る人ぞ知る桜や紅葉の名所。県内では後楽園と並ぶ大名庭園で、少し早い紅葉とドングリ拾いを楽しみました
岡山市内中心部から車で40分程度。総社インターにも近い足守地区にあります
無料の観光駐車場に停めれば、歩いて5分くらいの場所
歴史を感じさせる石畳の道
一帯は旧足守藩主・木下家の庭園
とはいえ、現代では大変気持ちの良い原っぱがお出迎え
あずまやも立派です
石のベッドといっても良いほど大きなベンチ
手洗い、足洗い場も完備
原っぱの奥に進むと
歌人・木下利玄の生家があります
大きな門をくぐり
かなり近くまで行けます
木下利玄は1886年の生まれ。当時の雰囲気がそのまま残っています
生家の隣には大きな桜の木があります
生家を後にさらに進みます
大名庭園・近水園に到着
18世紀の初め頃の築庭といわれている庭園は
立派なモミジの木がたくさん
2016年の11月初旬には紅葉が色づき始めでした
さきほど生家を見た木下利玄の歌が刻まれた歌碑
すぐそばを流れる足守川から水を引き込んだ池
池のほとり、山際には数寄屋造り(茶室風の建物)の吟風閣
かつてここから足守藩のお殿様が紅葉や桜を楽しんだ場所
桜と紅葉の間の時期にはシャクヤク園でシャクヤクの花が見られます
吟風閣の中には入れないので、一般人は池の反対に回り
川のそばまでやってきて
池を挟んで吟風閣の反対側から紅葉を眺めました
鯉もゆうゆうと泳ぎます
絵になる景色なので、カメラマンや絵を描く人たちが多く訪れていました
我が家の子どもたちは
ドングリ拾いに夢中。拾い放題です
石の通路、花壇の奥にもあずまやがありました
近水園へは観光駐車場もありますが、足守川の河川敷にも大きな駐車場があり
土手には桜の木がずらっと並び、花見シーズンにはとてもにぎわいます
春は桜、初夏にシャクヤク、秋には紅葉と季節ごとの美しさが落ち着いて堪能できる場所
車で10分ほど行けば安富牧場や松ヶ鼻ファミリーパークなど子どもも楽しめる場所があります。あわせてお出かけするのもおススメです